タクシー運転手 約束は海を越えて

「タクシー運転手〜約束は海を越えて〜」観てきました。

戒厳令下の物々しい言論統制をくぐり抜け唯一、光州を取材し、全世界に5.18の実情を伝えたユルゲン・ヒンツペーター。その彼をタクシーに乗せ、光州の中心部に入った平凡な市民であり、後日、ヒンツペーターでさえその行方を知ることのできなかったキム・サボク氏の心境を追うように作られた本作は、実在した2人が肌で感じたありのままを描くことで、1980年5月の光州事件を紐解いていく。」

光州事件のこと何も知らなくても観られます。ジャーナリズムとは何か、ドイツ人ジャーナリストとひとりのソウル市民の友情、光州の学生や人々のたたかい・・・ いろんなことを考えさせてくれる、そして物語としてもとてもおもしろい映画です。「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」に匹敵、いやそれ以上におもしろかった。