敗北宣言

夫は子供の面倒も見ないで

ゲームばかりしてるし、

仕事も家事も子育ても

私ばっかりがしてるのに

自分の時間がないって

逆ギレされるんです。

そんで、女好きなんです。

うんうん。

なるほど

おまえは私か?

おまえんちは、昔の私んちじゃん!!

早朝の後輩のLINEで目が覚めました。

愚痴を聞いてもらいたいのだけど、

今日は出勤日じゃないですよね。

休みだけど、どうした?

もう、うちはダメなんです。

目が腫れてます。

とりあえず。

明日、話を聞いてください。

明日でいいの?

わかったよ。

とりあえず、まあ。

ダメじゃないから、大丈夫。

ケンカすることに特に理由は

ないのだと思う。

価値観の違いや趣味の違い、

金銭感覚や倫理の違い。

それが理由だと思っているけど、

本当はそうじゃない。

いやいや。

理解し合いたいから

ケンカになるのだ。

お互いの違いを受け入れるために

その中間地点を探っているのだ。

ずっと、そうだと思ってた。

しかし今は少し違う。

強いて言えばケンカというものは、

熱と熱のぶつかり合いかもしれない。

言葉は声という周波数であり、

それが空気中にある

水分を伝わって、

感情という物資にぶつかる。

感情という物質は震えて波立つ。

怒りも悲しみも喜びも

同じただの感情という物質の動きだ。

私たちは光という

物質であり、魂であり、記憶であり、

霊体であり、意識であり、

宇宙なのである。

私たちは複雑なように見えて、

実はとてもシンプルな存在なのだ。

目の前にある問題も

実は自分が作り出している

幻想の世界である。

だから未来は自分が心で思えば

そのようになって

目の前に現れる。

私たちは粒子であり、波である。

意識は意識することができず、

感情は選ぶことができず、

ただ認めるしかない。

すべてただそこにある物体。

などと言ったら、

この人は一体何を言っているのだろう?

となりそうなので、

こう言おうと思います。

お互い、忙しいんだな。

余裕がないよな。

やりたいこと同じようにしたいよね。

子供はめんどくさいけど、

愛おしいよね。

相手がしてくれたことはなんだった?

それはきっとあたりまえじゃない。

恋じゃなくても、人として、

向き合ってみたらいい。

人として尊敬できなくなったら、

いつでも切り捨てられる自由が

おまえにはある。

私は好きだよ。

いつでもまっすぐに怒り、

まっすぐに泣く

感情に素直なおまえのことが。

だから勝とうと思うなよ。

正しさは男を救わない。

女は負けて、勝て。