『The This Many Boyfriends Club』Beat Happening - シッポ振ってられるかよ!

知る人ぞ知る、Kレコーズ主宰キャルビンジョンソン率いる、

ビート・ハプニングの2nd『Jamboree』収録曲。

ギターのフィードバックに合わせて歌う調子っぱずれのボーカル、時々スクリーム。

これだけ。本当にこれだけ。

な ん な ん だ こ れ は !

初めて聴いた時の、あの脳天かち割られたような衝撃といったら。

「ええんか? ほんまこれでええのんかっ!?」

と、スピーカーに真顔でツッコンだ憶えが(実際はインチキ関西弁じゃなく栃木訛りで)。

やりたい放題てんこ盛り。

売り上げ度外視のこんなんリリースしちゃうんだからもうね、

憧憬や羨望を通り越して 嫉 妬 しかない。

商業至上主義とは真逆の、これぞ真のオルタナティブ・ロック。

そういやジザメリのキャッチコピーが「セックスピストルズ以来の衝撃」だったか。

俺様にはピストルズジザメリよりも衝撃的だった、という話。

追伸:

これを聴いた後、すぐにバンド結成したって話は次の機会に。

まぁ結成しただけで終わっちゃったんだけど。