目指すところ

今週の始めに、近くにある放課後デイに見学に行きました。

同じように発達障害児の子どもがいるママ友Yさんが、年長の4月に入ったらすぐに放課後デイに申し込んだ方がいい、人気のあるところはすぐにいっぱいになると教えてもらい、まずはいろいろなところ見てみようと思いました。

今週行ったところは、児童発達支援事業所も兼ねているところで、今通っている事業所をかえたいなぁって思っているので、両方の話しが聞きたいと思い行ってきました。

そこの事業所は、美術に力を入れているところで、活動内容は、絵を描いたり工作したりするようです。あまりギチギチしてない感じでした。

そこのサービス管理責任者の方との話の中で、

支援学級や支援学校に入ったとしても、先のことを考えればいいところもありますよ。障害者枠で会社とかスーパーで働ける可能性がありますから。作業所よりお金稼げるし。と言われ、

私の中で、ちょっとモヤッとしてしまったのです。

るぅちゃん、5歳にして目指すところが、地元の会社かスーパーなんて、もっと夢見ていけないんだろうか?私は、そこの会社やスーパーで働いている人たちを下にみているわけではないんです。るぅちゃんにもっと将来の可能性ないのかなぁって思ってしまったのです。

しかし、るぅちゃん自身に大きくなったら、何になりたいっていう質問の意味が、いまいちわかっていないから、将来何になりたいかわからないんです。

旦那に事業所の人から、そういう話があったって言ったら、そういうところで働ければ上等だよ。それで趣味でダンスをすればいいんじゃない。自立して生活しながら、趣味を楽しんでもらって。

と言っていて、そんな感じでいいんだろうか。旦那は、中学の時の先生に憧れて、教師になりたいって思って夢を叶えたのに、娘には、お前は発達障害者だから、障害者枠で働けるところでいいんだって、言うんだろうか。

もう少しるぅちゃんが、話がわかるようになり、私がるぅちゃんの話しを聞きながら、進路の選択をしていってあげればいいのかなぁ、障害者枠の仕事も選択肢の1つとして考えればいいのかなぁ、

るぅちゃん自身、こういうことは苦手だから、こうしたいとか、いろいろと考えられるようになっていけばいいなぁっとも思います。

こういう子どもだから、この道でいいんじゃないの?って感じで、将来決まって欲しくないなぁって

いろいろと考えてやってみて、結局地元の会社とかスーパーで働くことになるのと、あなたにはこの仕事しかないからっていうのでは違うと思うんですが。

しかし、ママ友Yさんが、

うち子はそういうところで働くの難しいと思うけど、るぅちゃんは、障害者枠でいけるんじゃない

と言っていて。

ママ友Yさんの息子さんは、るぅちゃんより1つ下で、コミュニケーションをとることができず、保育園の運動会で勝手に走り回ってしまい、Yさんは落ち込んでしまっていました。

Yさんは、るぅちゃんはそうやって働けるよって、私を励ましてくれたのです。

小さいときに、子どもに何にでもなれるよ。でっかい夢をもとうっていうのは、健常児にしか言えないことなのかなぁって、しかし私は、今るぅちゃんに何にでもなれるよって、言ってあげたいです。