麗しの中欧30〜ウィーンリング〜
さて、ウィーンでのフリータイムの最初は、リングトラムに乗ってリング周辺の名所を廻ろうと決めていました。
今回も公共交通機関共通の24時間フリーパス券(8€)を購入しました。
ちなみに1回乗車券は2.4€なので、4回以上乗車すれば元がとれます。
最寄りのKarisdlatz駅からUバーン1号線に乗ってSchwedenplatz駅へ。
ウィーンの地下鉄の車内は、赤と黄色が基調になっていて、とてもカラフルです。
トラムのSchwedenplatz駅に到着。
赤色が基調となった一般のトラムに乗ってもリングを廻ることが出来るのですが、乗り換えをしなくてはなりません。
なので、この黄色の観光用トラム(リングトラム)に乗ります。
リングトラムは、毎正時と毎30分発ここSchwedenplatz駅から出ていて、ウィーンリングを一周します。
このリングトラムを利用するのは、ほとんどが私たちと同じような観光客なのでしょうね。
リングトラムに乗車するには、残念ながら先ほど購入した24時間フリーパス券は使うことが出来ません。
なので、車内で車掌さんからリングトラム用のチケットを購入しなければなりませんでした。
4時間フリーパス券よりも高く、何と9€でした^^;
しかし、このリングトラムでは、ヘッドホーンで様々な言語によるリング通りの説明を聞くことができるのです。
もちろん日本語もあります♪
日本語は6チャンネル、10チャンネルはキッズ用プログラム、9チャンネルはウィーン弁だそうです。
6チャンネルに合わせてっと^^
31席ある座席は結構埋まっています。
東洋人の乗客は我々2人だけのようです。
ウィーンリングはかつての城壁のあった場所で、19世紀に約半世紀かけて城壁が取り壊され、跡地に全長4km、幅57mの環状道路が整備されました。
ウィーンの観光名所のほとんどがこのリング周辺に集中しているので、このリングトラムに乗れば、主な観光地を座ったまま見ることができるので、とても便利だと思います。
さて、ウィーンリング巡りに出発!!
<郵便貯金局>
オットー・ワーグナーの建築で、この建物も世界遺産「ウィーン歴史地区」の構成要素の一つになっています。
<オーストリア応用美術博物館>
入り口の上に「オットー・ワーグナー」の横断幕が張られていました。
オットー・ワーグナーの催しが開催されているのでしょうかね?
この日の午前中、ツアーでこの前を通りましたね。
<ゲーテ像>
ゲーテってドイツ人ですよね?
<王宮のブルク門>
大きな門なので、トラムからは中の王宮は見えませんね^^;
<マリア・テレジア広場>
両脇に美術史博物館と自然史博物館が建っているのですが、残念ながらどちらも写真は撮ることができませんでした。
<国会議事堂>
19世紀に建てられたギリシア古典様式の建物。
残念ながら改修工事中でした。
<市庁舎>
中央棟の高さは98m。
トラムの車窓からは、入りきれませんでした><;
<ブルク劇場>
「ヨーロッパ一美しい劇場」といわれているそうです。
建物内部に入ってみたいものです。
<ウィーン大学>
1365年創立の、ドイツ語圏最古・最大の大学だそうです。
<ヴォティーフ教会>
こちらの尖塔の高さは99m。
<旧ウィーン証券取引所>
世界の中でも歴史ある証券取引所の一つで、1771年に設立されました。
およそ30分でウィーンリングを一周してきました。
途中下車は出来ないのですが、短時間でウィーンの重要な建物を観ることが出来、そして街の全体像も把握することが出来て良かったです。
この後、王宮と美術史美術館をもう少し詳しく観たいと思いました。